最近はSNSがあるので、頻繁に連絡をとっていなくても友達の近況を簡単に知れるようになりました。
しかし、周りの幸せな姿を見せられると、時にはイラッとすることもあるでしょう。
結婚ももちろんそうですが、妊娠や出産の報告はとても繊細な内容。周りに独身女子がいるなら、なおさら配慮が必要になります。
中には、出産を終えない段階で妊娠したことを周りに知らせる方もいますが、できれば、無事に出産してから「実は、産まれました」と報告したほうがスマートな対応かもしれません。
出産に限らず、同棲や結婚を匂わせる人もたくさんいます。
例えばSNSに「引っ越しの準備は大変」「最近は家具を見るのが好き」と、一見何の意味もないような投稿をしていても、「あ~そういうことね」と気づく人もいるでしょう。
同棲はともかく、結婚や出産の場合は重要なライフイベントです。周囲にこれからの人生を応援してもらうためにも、正式な報告は必要になります。結婚の場合は、大切な女友達に直接報告するのがベストです。
結婚や出産も大事なライフイベントですが、女性がみんなその道を選んでいるわけではありません。
どうしても幸せの象徴のようなイメージが先行しますが、独身女子の中には自分は向いていないからと、あえて避けている人もいます。
どんな生き方もみんな正解であって、間違いではありません。結婚や出産をしただけで、友人たちに対して上から目線で話す人もいますが、おそらく周りの友達から煙たがられているでしょう。
「自分が世界一幸せです」とアピールしすぎてもトラブルの原因になります。特に立場が違う独身女子に対しては、上から目線ではなく、彼女たちにしかできないことがあることを認め、お互いがお互いに必要な存在であり続けるように意識しましょう。
独身女子と既婚女子がうまく付き合えきれないのは、きっとどちらとも自分の生き方が一番と思っているから。
あとは今、自分が置かれている状況が違いすぎて、話が合わなくからです。
特に独身女子にとって許しがたい発言は「早く結婚をしなよ」と言われること。
最初から結婚生活は向いていないと割り切っているならともかく、本当は結婚したいけど相手が見つからずに悩んでいる友人に対しては絶対にだめ。
その一言だけで終わるならともかく「いいわよ~結婚って」などと自慢が入ると、さらに面倒くさいことに……。結婚や出産をしても、独身女子に対して幸せを押し付けないように気をつけましょう!
既婚女子と独身女子がうまく分かち合い、周りの女友達との付き合いを継続していくためには、自分の道が絶対的に正しいと思わないことです。
例えば、独身女子のA子さんにとってはキャリアが大事であっても、既婚女子のB子さんは仕事より家庭が大事の場合もあります。
人それぞれ正解は異なり、一番大切なのはお互いの生き方を認め合うこと。自分はその道ではなかったけど、それってすごいことねと理解し合えたら、これからも友情は続くことでしょう。